人に話しかけるのは正直しんどい。でも、それってなぜ?
転勤1回、転職2回、転籍1回を経験する筆者からすると、環境が変わることはとても良い刺激だと感じています。
ただ、それも少し時間が経ってから振り返って思うことであって、、、
新しい部署や環境に飛び込む前日の夜、やっぱり緊張してしまう。
それも当然、新しいメンバーとうまくやっていけるかどうかに不安があるから。
うまくやっていけるかどうかは、自分で頑張れる部分もあるけれど、
実際のところ相手の人となりも大きく影響してきますよね?
声を荒げて怒る人、話をちゃんと聞いてくれていない人などがいたら、もう気分は真っ逆さま。
というわけで、今回の記事では人が感じる壁=コミュニケーションコストについてのご紹介です。
コミュニケーションコストを理解することで、以下のことを達成できます。
- 貴重な時間を節約できる。
- 情報の齟齬を減らせる。
- チームの効率を向上させられる。
- 意思決定を迅速化できる。
- コラボレーションを円滑に進められる。
コミュニケーションコストってなんだろう
コミュニケーションコストとは、情報や意見を共有するために費やされる時間や労力、リソースのことを指します。
これは、コミュニケーションの遅延や誤解、無駄なやりとりなど、コミュニケーションプロセスに関連するさまざまな障壁や負荷を示します。
具体的には、不十分な情報共有による意思決定の遅れ、誤解から生じるミスやトラブル、不適切なコミュニケーション手法による生産性の低下などが挙げられます。
コミュニケーションコストを理解し、最小限に抑えることは、効率的な業務遂行やチームの協力関係の構築に重要です。
適切なコミュニケーション手法やツールの選択、情報共有の改善などを通じて、コミュニケーションコストを最適化し、仕事の効率性と成果を向上させることが求められます。
、、、と、ここまで読んでいただいた方には恐縮ですが、
実際 ふ~ん って感じですよね。
具体的にこんな人、というのをイメージできると分かりやすいかと思います。
例えば、コミュニケーションコストが高い人=ちょっと面倒な人はこんな人を指します。
- 詳細を欠いて話す人: 情報を伝えるのに時間がかかり、相手が理解するのにも時間がかかる。
- 回り道をする人: 直接的でなく複雑な方法で意見を述べるため、理解が難しい。
- 反応が遅い人: 情報や質問に対して返答が遅れるため、業務が滞ることがある。
- 細部にこだわる人: 些細なことにまでこだわり、意見のすり合わせが難航する。
- 情報を遮断する人: 情報を共有せず、他者の理解や進捗に影響を及ぼす。
いかがでしたでしょうか?
頭の中で、1は■■■さんってこれじゃん、、、て思い当たった人も少なくないはず。
コミュニケーションコストが何たるかを学ぶより、この観点が足りないシーンが分かれば対策もおのずと分かってきます。
アクションプラン
では、コミュニケーションコストをより低いもの、コスパよくするためにはどうすれば?
という方向けに4つのアクションプランを提案します。
- 目的を明確にする:
コミュニケーションの目的や必要な情報を明確に理解し、不要な情報ややりとりを省くことで、効率的なコミュニケーションを実現できます。 - 適切なコミュニケーション手段を選ぶ:
状況や相手に合わせて適切なコミュニケーション手段を選択することで、情報伝達の効率を高めることができます。 - 聴くことを重視する:
相手の意見や要望をよく聴くことで、誤解や不必要な説明を避け、円滑なコミュニケーションを促進します。 - フィードバックを積極的に求める:
定期的なフィードバックを求めることで、改善点や課題を把握し、コミュニケーションの質を向上させます。
特に4つ目は重要です。
相手あってのコミュニケーションですので、相手がどう感じたかを知る活動が、次の自分の活動につながっていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
よく「あいさつはタダ」という言葉を聞きますが、裏を返せばそれ以外のコミュニケーションにはコスト=時間が必要です。
相手の時間もそう、自分の時間もそうです。
これらを効率よく進めることで、コミュニケーションを取り合う同士が気持ちよく過ごせること間違いなしです。
この考えが、みなさまの日々の生活のお役に立てることを願っています。